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QWERTYの史的とぐろ?raycy このページをアンテナに追加 RSSフィード

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2014-03-08

タイプライターでの受信印字は余裕の速さで、有能な電信士からの入電の発する(アメリカン)モールス音列を のろいものに感じてしまうほどだった。

16:34

    役どころ名前   (人物紹介)
    テスト入電・聞き取り・受信
    タイプライター打鍵印字者:
    ポーター(電信学校の校長でもある)
    テストモールス送信者1:非現役ステイガー(軍人であった重役クラス。南北戦争ごろ以前には電信もこなしたようだが、、)
    テストモールス送信者2:優等スミス(電信送信実務担当者のうち打鍵速度のより速い者?)
    テストモールス送信者3:優秀Jones(電信送信実務担当者のうち打鍵速度のより速い優秀な電信士?)

タイプライターのセールスマン | yasuokaの日記 | スラッシュドット・ジャパン:

日記 by yasuoka(安岡孝一先生) 2009年09月18日 16:28

(引用者註: 安岡孝一先生が)以下に抄訳してみることにする。

ステイガーはさらに速く送信した。しかし、すぐにポーターは叫んだ。

「もっと速く、大佐!」

ステイガーは自身の最高スピードで送信した。しかし、ポーターは再び叫んだ。

「もっと速く、大佐!」

ステイガーは送信の手を止め、鈴を鳴らして給仕を呼んだ。給仕が現れると、ステイガーは告げた。

スミスに、ここへ降りてくるように、と」


[James Densmore: "Typewriting and Telegraphy", The Phonographic World, Vol.2, No.1 (September 1886), pp.6-7.]

タイプライターのセールスマン | yasuokaの日記 | スラド

http://kanji.zinbun.kyoto-u.ac.jp/~yasuoka/QWERTY/#Porter

Jones increased his speed but directly Porter again called out:

"Faster!"

Then Jones "sent" with his utmost speed; but Porter again cried:

"Faster!"

Then Gen. Stager said:

"That is enough. Porter, I know about that machine just as well as if I had tried it a year. It's a success!"

Thus, Porter had won the machine;

(引用者註: ポーターは Stagerらにsuccessと言わせたら the machineを賞品にもらえることになっていた。)

  • The machine:
    • the Western Union folks to say it is a success, I(註:Densmore) will make you a present of the best typewriter that money can hire made, when we get into regular manufacture."

[James Densmore: "Typewriting and Telegraphy", The Phonographic World, Vol.2, No.1 (September 1886), pp.6-7.]

QWERTY People Archive

1872年秋ごろから1873年初ごろにかけての電信会社持込 電信の入電をタイプライターで受信・印字するテストにおいて明らかになったのは タイプライターによる受信文字出力の速さで、それは入電速度を圧倒した。ただし、タイプライターが順調に動いてくれてさえいれば だが。


Densmore回想に拠れば、1872年秋から1873年初ごろのタイプライターであっても 電信入電モールス聞き取りつつタイプ印字する打鍵作業には 速度的に十分な余裕があった。

  • タイプライターによる電信の入電受信試用期間テストオペレーターを引き受けていた電信学校校長でもあるポーター氏は、ハイバックな肘掛椅子の背にもたれ寄りかかりながらってな 思いっきり楽な姿勢で しかも片手で  もっとも速い部類の電信送信者からの入電を こなしつつ、 なおも手持ち無沙汰そうにしていたのである。Densmoreには そう見えた。

デモの成果は成功であったにもかかわらず、直ちには定着しなかったのは タイピングできる電信要員が 確保できなかったため と 述べられている。


  • up-strike
  • front-strike

タイプライターには 単純な打鍵速度の問題のほかに ことにタイプバーをストライクする方式のタイプライターにおいては次の問題があるように思われる。

タイプバー同士の衝突・輻輳

これが ある程度  安倍首相がアンダーコントロールと言い張れたと同じ程度に どうにか収まってみえるのに しばらくを要したのではないか。

  • 衝突・輻輳問題が 容易に消滅しないタイプの問題であることは バーをup- OR front-ストライクする方式のタイプライターの原理にてらせば 明らかである。 フロントストライクの時代になっても 消滅していなかったように思う。

(余計な心配か?) ステイガーらの深謀遠慮? 入電打電click音のかますびしいフロア中央でポーターに受信させることで タイプライター打鍵click音との輻輳についても ポーター本人および周辺電信士への影響評価した?  で、結果 OK?

23:34

http://kanji.zinbun.kyoto-u.ac.jp/~yasuoka/QWERTY/1886-09Phonographic.djvu

http://kanji.zinbun.kyoto-u.ac.jp/~yasuoka/QWERTY/#Porter

To me, it seemed a wonderful thing. There was a large room, covering the upper floor of the entire building, in which were seventy-five to a hundred telegraph instruments in active, simultaneous use by as many telegraphers, and it seemed to me impossible for the operators themselves to understand what they were doing in such a din; but I was told that there was no confusion, and no chance for any - that, in practical fact, each operator heard nothing but the click of his own individual instrument.


James Densmore: "Typewriting and Telegraphy", The Phonographic World, Vol.2, No.1 (September 1886), pp.6-7.

QWERTY People Archive

これは なかったかな? どうだろうか?

19世紀のMorse Sounder | yasuokaの日記 | スラッシュドット・ジャパン:

日記 by yasuoka(安岡孝一先生) 2010年10月14日 14:09


補足しておくと、電鍵を押した時と上げた時の両方で、Morse Sounderは音が鳴る。すなわち、短点は「タカ」、長点は「タッカ」という受信音になり、各アルファベットは以下のように聞こえる。

A「タカタッカッ」
B「タッカタカタカタカッ」
⋮
19世紀のMorse Sounder | yasuokaの日記 | スラド

大部屋に75~百台の電信機が同時稼動。その電信音がclick音であったのに、 そこに加えて typewriterのupstrikeサウンドである、、

後に タイプライターが本格導入されたときまでに 何か対策は講じられたのだろうか? それとも 何の対策処置も必要なかったのであろうか?


あるいは、ポーターの座席が 電信士室の中央辺りにあったのは、 このclick音の輻輳問題を検証するためであったろうか?そして、検証を通過 問題ないと認識されたのだろうか?

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